2017.09.24.日曜
施工の様子
デッキバルコニーの改修工事【後編】
前回【前編】からのつづき。
バルコニーデッキ工事の改修、土台を復旧していきます!
前回の傾いてしまっていた土台。
そして、それぞれの柱が単独で地盤基礎にのっている現状。
不陸沈下のあったのは全体の1/3程度。
前柱側の3か所。
そこから直して行きます。
作業内容は、
①既存の基礎の下を掘り、ジャッキUPして全体の水平を取って行きます。
②同じ沈みが起こらないように地盤を入念に転圧し、無収縮モルタル等を使って
基礎コンクリートの補強をします。
③万が一、一カ所の沈みがあっても耐えられるように、全ての基礎コンクリートを
結束してブロックで布基礎化を図り、強度を上げる。
④床下の湿気対策と雑草対策を施し、水はけのよい砕石で仕上げ。
作業は一気にやってしまった為、途中の写真がありませんが、
しっかりとした土台下地が完成しました!
傾きもバッチリ!
筋違や大引き、根太のひねりも調整し(←とっても大変だった)、
安心の土台になりました。
この後は、まず土台部分の塗装。
表面の古くなった部分はすべてケレン(表面削り)をして、しっかりと
中まで塗料が染み込むよう処理していきます。
木材が乾燥と風化もあって、使う塗料も標準量以上に染み込む染み込む。
予定の1.5倍の手間がかかりました。
それでも安心が一番!
長く使ってもらうにはね。
次は・・・、
階段部分から、新設の樹脂製デッキ材を施工。
もちろん!すべての箇所で現地加工。
補強を加えながらの作業が続きます。
そして、いよいよ床デッキ部分へ。
ここでもピッチに合わせ、加工と補強を加え、
一枚一枚丁寧に固定していきます。
樹脂製はメンテナンスはフリーとなりますが、
温度によって僅かな収縮が起こる為、隙間にも配慮しながら施工していくんです。
それでは、いよいよ完成へ・・!
完成したか・・!と思いきや、ちょっとしたオチあり、
嬉しいプレゼントありの【完成+α編】は、次回のお楽しみ・・!