2017.05.27.日曜
施工の様子
プライベートビーチのある邸宅②
前回の続き。
砂浜へ繋がる邸宅のエクステリア工事です。
前回、ガレージ前では下地となるコンクリートが打たれていましたが、
この日は墨出しと呼ばれる作業。
精度を上げた、高さ出しや位置を出して行きます。
この下準備がとっても大事。仕上がりの綺麗さに直結するんです!
こちらはエントランス横のスペース。
アプローチの途中に眺める事になるであろう、ワイルドガーデンの花壇下地を造作中!
厚めのブロックには鉄筋をしっかりと組み込んで、穴をモルタルで充填していきます。
高さの違うダブルな花壇。楽しみです!
そこから、玄関へと続くアプローチと階段。
幅のあるエントランス前の空間は、ゆったりとした上質感を感じます。
階段そのものが一つのデザイン造形のよう。
向かって右側の広い階段にはアイアンを使ったカッコいいデザインも組み込まれますよ。
そしてアプローチに埋まる、この不思議な箱抜き?!
いくつも埋め込まれるこのアイテム、最後には劇的な非日常感を演出してくれます。
ワクワクしますね。
ガレージ横の通用口からテラスへ上がる階段には、お洒落なタイルが並んでいます。
蹴上げと呼ばれる立ち上がりの小口面にアクセントで埋め込む予定。
ちょっとしたひと手間で、階段のイメージが変わるから不思議。
こちらも出来上がりが楽しみですね。
一方、こちらの階段は・・、
使い込んだ素材感を出すべく、中古枕木で仕上げていきます!
仕上がり高さをちゃんと計算して下地作り。
そして、こんな感じで枕木階段が出来上がってきました!
新造にも関わらず、この風合いはたまりません。
ただ枕木と言っても、大きさや厚みだけでなく、いろいろな樹種がございます。
最近では杉を代用した”なんちゃって枕木”も多いのですが、耐久性は樹種によって全然違います!
写真のこちらはオーストラリアからやって来たユーカリの枕木!
密度があり重たいのはモチロンですが、ユーカリが持つ樹木の成分によって
防虫効果もあり腐りにくい枕木材なんです!
こちらは、写真のように路盤面に埋め込んで使用するため、腐りにくい枕木をチョイス。
タイル仕上げ高さに合わせて、埋め込んでいきます!
タイルの目地が揃うように先読みして設置する訳で、かなりの精度が求められる施工。
この枕木によって、これまた素敵なデザインの駐車スペースになっていきますよ!
建物の海側デッキスペースでも、同時並行で作業は進みます。
ブロック横のテープを貼った部分には、門扉を挟むように枕木を設置予定!
寸法をしっかりと出し、枕木を固定するためのアンカーボルトも、
あらかじめブロックに埋め込んでおきます。
奥ではテラスデッキのタイル貼りも始まっているようですね!
出来上がりが早く見たい!
まだまだ続きます。では次回に・・。