2017.06.06.火曜
施工の様子
プライベートビーチのある邸宅④
いよいよ終盤へ。
徐々に見えてきたエクステリアの空間。
その場所、その建物、そして暮らしと結びついた空間は、他に変わりの無い
価値を生み出します。
一歩、お庭を踏み出せばそこは真っ白なビーチ。
さりげなく海を感じさせるようなエントランスファサードもいよいよ完成が見えてきましたよ!
前回、海側からエントランス側へと仕上げってきた塗り壁の外壁。この色合いと合わせながら、ちょっと目を引くアイスポットを作成していきます。
こだわりはたくさんあります。
使う素材もモチロンですが、仕上げの素材感にもこだわりです。
並べた石材は、砂岩で出来たプレート版。自然素材ならではの色むらを考え、
貼る前に仮置きして、色合いのバランスや配置を吟味します。
実は今回の仕上げ、本来であれば裏側となる面を敢えて表面に使って仕上げていきます。
加工されて整った表面よりも、すこし荒めの裏面の表情がマッチしそうだと言う事で・・。
両袖を自然石の砂岩プレートで張り上げていきます。
すると真ん中あたりには、何やらチョークで描かれた絵のようなものが・・・。
その前に、そのすぐ隣、門廻りとなるコチラ!
今の時代に必須となってきたのは宅配BOX。
ポストとは別に、門柱に組み込んでいきます。
防犯も兼ねて、取り出しはポスト共に内側からのみ開けられる前入れ後出し仕様。
デザインだけでない機能性もしっかり組み込みします!
さて、少し反れましたが、先ほどのチョークの画。
その正体は・・・。
モザイクタイルを使った、壁面装飾!
まずは海をイメージさせるブルーのタイルを貼りつけ。モザイクタイルならではの
色むらがいい感じに!
そのブルーのタイルを囲うように、今度は真っ白な岩石調の素材を貼っていきます。
職人さんが上手に組み合わせして施工。
キレイ過ぎず、ラフ過ぎず、ちょうどいいラインとイメージを目指します!
お!頭の部分が出来てきました。
真ん中の抜いてある四角が気になります。
そして!こんな感じに出来上がってきました。
塗り壁はまだ下擦りの状態。もう一度塗り増して仕上げ予定。
そして謎の四角スペースに加わったのは、陶器でできたライオンオブジェ!
海外によくある壁泉をイメージ。
もちろん受けの部分も、このあと足されていく予定です。
ただの面だった壁が、立体感を増して出来上がって行く面白さ!
エクステリアの完成が楽しみです!
では次回はほとんど最終行程に・・。少し間が空くと思いますが、お楽しみに。