2018.10.28.月曜
施工の様子
ペットホテルの一室を覆うためのシェード用の丈夫な柱を取り付ける、オリジナルプランのお庭
さて、毎週末の土曜・日曜は
エクステリアの「施工の様子BLOG」の日。
niwaaso concierge では、暮らしの魅力をUPするような
エクステリア・お庭作りを専門にご提案しております。
それぞれのライフスタイルに合った
エクステリア空間への変化やこだわりポイントを
交えてご紹介いたします。
本日は、プランナーTENです。
エクステリア工事というと、どんな工事を連想されますか?
アプローチや門周りの舗装や門柱の他に
カーポートやガーデンルーム
目隠しの板塀などを思い浮かべる方が多いでしょう。
エクステリアとは、インテリアの反対に当たる造語。
EXとは外の意味なので
家の外回りのことは、何でも携わっているんです。
例えば、庭木を植えたり、剪定などの手入れをしたり
電気を付けたり、水道を引いたり、排水処理をしたり
ペンキで塗装することもありますし
構造物を取壊しこともしています。
エクステリアプランナーという仕事は
お客様が望んでいらっしゃる空間をかなえることが
仕事なんです。
真夏の炎天下の元、ご相談を頂いたのは
ペットホテルの一室の上に
シェードが掛けられるようにしたいというご相談。
アルミの柱でシェードを吊すのでは
高すぎて、風にあおられて折れたり
建物に干渉してしまう恐れがありました。
今回は、鉄骨の柱を組んで
鳥居状にして、根元をコンクリートの基礎で
固めるという方法をご提案差し上げました。
人力では運び込めない重さの柱を
3人がかりで、クレーンで吊り上げて
組んでいきます。
とはいえ、反対側にもガーデンルームが張り出されているので
生け込む柱の位置は、シビアな数字で決められています。
現場で水平確認しながら、溶接していきます。
まるで、花火のような明るさ!!
写真撮影に気を取られていると
恥ずかしながら、職人さんから、目を痛めるから
光は見ないでとアドバイスを受けてしまいました。
3人がかりで仮固定しながら
溶接で足下を強化していきます。
この後は、大きなコンクリートの基礎を作っていきます。
ここに、支柱をボルトで固定するための土台部分。
浮き型といって、高さの違う土台を
一度に作るための型枠を作ってコンクリートを流していきます。
慣れていないと、組めない型枠の作り方なんですよ。
まだ、支柱が付いていませんが
支柱を3箇所に取り付けて、完成となります。
先日の、大風の台風で心配していたところ
こちらのお客様が台風被害で困っていらっしゃると
知人を通じて知り、慌てて駆けつけたところ
シェード用の鉄骨柱は構造上何事もなく
近隣のカーポートが飛んできて
屋根の上のアンテナを壊してしまったりと、大変だったんだそう。
完成したばかりのシェード用の柱にも当たってしまい
塗装がはげてしまったので、そちらは補修することに。
庭あそでは、オリジナルで作り上げるプランが
得意なCHIAさん、MASさんがいるので
人とは違うオリジナルプランをご希望の方は
ぜひ、相談してみて下さいね。
ちなみに、私はTENです。(^^;