2017.08.17.木曜
施工の様子
劇的なエクステリアのリノベーション【Renovation】
ちょうど「庭あそのホームページ」がリニューアルされた頃、
年末から始まっていた、お庭のリフォーム。
いや!生まれ変わり価値を増していくのでリノベーション!
そんな劇的に変化したエクステリアの空間。
「庭あそのホームページ」のリニューアルに伴い、ご紹介が途中になってしまっていたことに
今更ながら気づき!
写真とは少し季節外れではございますが、ご紹介いたします。
本日は前回の続き【Renovation】編。
変化する途中のご紹介になりますよ。
それでは・・。
塀に覆いかぶさるまでに成長をとげた樹木。
塀が支えることができるのも時間の問題。
裏側では、さらに密な根回り環境。
大きな樹木の根もふくらみ、地盤を持ち上げていますが、生垣の幹も
ブロック塀にピッタリと・・。
これではブロックを壊していくのにも支障が・・。
まずは内側の樹木を切断していきます。
スッキリ!
ブロックと土留めを壊す際に、土が崩れないように根っこの部分はひとまず残します。
次に登場したのは・・!
きっと男の子は大好き!
重機隊です!
バックホウ(ショベルカー)は外構工事の定番ですが、今回は解体もあるので、
写真のような重機も!
閑静な住宅街での解体とあって、ハツリ機で大きな音を出し続ける訳にもいかない為、
周辺に配慮して、「挟んで壊す」頼もしい味方を・・!
硬い硬い、打ち放しのコンクリート塀を、メリメリとビックリするほど静かに(←見た目に比べてはですが)
壊していくんです。
その後、ブロックの内側の樹木の根っこを取りながら、
手前の大谷ブロックも解体していきます。
こちらの大谷ブロックは、やはり無筋。
振動で少しズレれば、あとは手作業でも簡単に取り外せるほどでした。
下の重要な土留めの石垣には負担がかからないように、
丁寧に外していきます。
お庭の中から見た写真。
垣根や塀も無くなりはじめ、景色が一変していきます。
リノベーション前のお庭の写真も思い出に・・。
でもご安心ください。
こころ優しいプランナーは、新たなプランにも記憶を組み込んでいきます。
新たな価値を携えながら・・。
それでは、ここからは新たな基礎を作って行きます。
残せる樹木はなるべく残したいとのご要望もあり、塀の造作に必要な最小スペースを計算。
構造的にブロックが安定できる基礎を作って行きます。
大きな樹木の根っこで必要なベース幅が取れない場所などは、深さを取ったり、
既存の石垣土留めにカギ掛けして一体化し、強度を高めます。
さらには地中や地盤面で控え壁をつくり、土圧に負けない様に
引っ張りを加えて強度を高めます。
さらには、門柱へと繋がるアールの壁や、角の折れ壁とも鉄筋をつなげ一体化し、
塀のゆがみや膨れが起こりにくいように対策。
完成後には目立たないように配慮し、大切な基礎を作っていきます。
一方、門廻りのコンクリート塀でも細工が始まります。
こちらの門塀はもともとガッチリ、強度はバツグン!
壊してやり替える必要が無い所は、既存を利用してプランいたします。
掘り込みスリットのデザインは、溝をモルタルで埋めて付け送り。
このあと、中塗りを2度取って厚みをつけ、塗り壁仕上げにリニューアルされるのを待ちます!
一部では塀も積み上がってまいりました。
まだまだ下地段階。それでも並行して何か大きな物が運ばれてきましたよ!
そのアイテムは天然石の砂岩平板。素材感がとっても素敵なんですよ!
とくに濡れた時に浮き上がる優しいマーブル模様。
一つ一つに違った表情があり、砂岩らしい大地のような仕上がりになるんです。
照り返しも少ないアースカラーのアプローチが期待大ですね!
おやおや!お庭の中もいろいろと変化してますよ!
枝ぶりが素敵な大きなアオダモも新加入!
お庭の中も劇的に変化しそうな予感。
たくさんの思い出も組み込んで・・・。
次回は、いよいよ完成です!
劇的なリノベーションの全貌を一挙に公開。
素材感あふれるアイテムもいっぱい。
こだわりのデザインも注目です!
アイアン作家”じんぱち”さんのオンリーワン門扉も必見ですよ!
魅力いっぱいのリノベーション【AFTER】編は、次回8/20頃の予定!
お見逃しなく‼