今回ご紹介いたします内容も、素材感あるエクステリア事例。

最近は、カタログに載っている商品をただ使うだけのエクステリアではなく、

その立地や建物、お施主さまの好みや理想など、

そこに加わった時に価値を生むような

そんな提案を望んでおられるお客様が増えたなと感じます。

施工の様子ブログとしては、またもや続いてしまいますが、

今回も経年変化を楽しめる素材

”ハードウッド”を使った事例になります。

現状写真

駐車スペースはカーポートもあり出来上がっていますが、

隣地との間のフェンスは無い状態。

現状写真2

夏になると、上写真の比にはならない程の草に覆われ、

雑草が境界を乗り越えてきそうな勢いに！

そこで今回のご要望は、外周のフェンスをメインにした工事。

写真の隣地境だけでなく、お庭のプライベート空間も一緒に作れるよう

フェンスのご提案になりました！

ご提案イメージパースより

まずイメージパースを見て特徴的なのが、駐車スペース側面道路側の切り替え。

ここだけ目隠し感をなくしています。

それは車に乗って道路に出る際に、歩行者や通行車の死角に

ならないようにする為！

実際、施工後はこんな感じになる訳ですが・・。

敷地内から道路に出ようとした時の視界

プライベート感を求めない部分では、やはり機能性が大事。

毎日つかう場所だから、デザイン性だけではいけませんね。

そんな駐車場からお庭へと続くフェンスは、ただの板張り目隠しなのでは無く、

ハードウッドの板材を互い違いに張った仕上げなんです！

施工後はこんな感じ！

どうしてこんな張り方にしたのかって？

それは全体デザインで調和させるため。

玄関横のファサードガーデン。

そこには同じように互い違いに張ったデザインの壁があるんです。

建物の雰囲気にもマッチした空間。

これを活かすことにしました！

柱を挟んで互い違いに施工すると、立体的な表現ができます。

和モダンなイメージも合ってますね。

上から覗くと、柱の厚み分のすき間が見えます。

このおかげで風は通り、近づいた際の圧迫感は軽減できるメリットも！

でも、高さをキレイに合わせて施工したので、真横から見ると・・・

次回、ご紹介いたしますね。