2017.07.28.土曜
施工の様子
雰囲気を大切に!ハードウッドの囲い。
今回ご相談いただいたのは、落ち着いた雰囲気をもつお宅の外周工事。
西側の土地は畑が広がり、風も強いため、土ホコリなども気になるところ。
また道路に面した部分も、土留めだけになっているので、お庭の中まで目線が通ってしまいます。
そんな悩みと一緒に、エクステリアもご相談。
参考になればとイメージを制作いたします。
簡易イメージなため、建物はザックリしか描いていませんが、
やはりパースにしてみると分かりやすいと好評!
今回は敷地も広い関係で、まずは外周となるフェンス工事を先行させていただく事に・・!
フェンスに使用する材料も悩みました。
アルミ材? 樹脂材? 木材?
アルミの場合でも、雰囲気を考えると木目調?
木材の場合でも、メンテナンスを楽にハードウッド?
たくさんの選択肢の中から、それぞれの特性などをご説明させていただき、
質感を大切に雰囲気が出るように、そしてメンテナンスも楽なように・・という観点で、
こだわりのハードウッド材で決定!
そして工事開始です。
お庭の南側境界もあいまいな感じで、たかさもマチマチ。
フェンスを施工するラインを掘削整地して高さを整えていきます。
大きな木の根っこが出てきたり、大きな石が潜んでいたり、
なかなか人力では出来ないことも、重機でしっかりと対策します。
一部地盤を調整し、水糸を張って通りや高さを確認していきます。
今回は、高さも適度にあるため、柱を独立して建てていく事にしました。
地面に埋め込む部分にはしっかりとモルタルで基礎をつくり、柱は腐らないアルミ製に!
明るくオシャレなイメージになるように、アルミの柱はホワイトをセレクト!
ハードウッドのこげ茶とのコラボが、モダンさも出て素敵なんですよ。
一方、道路側でも施工は進んでいきます。
こちらの既存の土留めブロックは、建物の設計GL(基準高さ)より低かったので、
1段積み足しをして地盤高さを安定させてから、フェンスを建てていきます。
台風などの風の強い時を想定し、柱の大きさや厚み、フェンスの高さや柱ピッチなどを決定。
適度な目隠しになるご要望も取り入れ、板張りをしていきます。
そして完成!
一部は開口を設け、そこから建物を囲うようにハードウッドフェンスの完成です!
西側の畑には、散水避けのビニールを張ってくれたので、
若干わかりづらいですが、長くラインの通ったハードウッドの質感はとても魅力的!
経年変化も楽しみです!
数年後、土留めのブロックも上塗りして化粧できれば、建物との雰囲気もさらにUPしそう。
お庭のほうも、フェンスが完成しました。
お庭の中は、これからお施主さまが樹木を植えたり、菜園やかだんを楽しんでいくそう。
ハードウッドの雰囲気に合うよう、自然味を活かしてお庭作りができれば素敵ですね。
雑草に困った際には、またぜひ「アトリエ庭あそ」にご相談ください。
建物とエクステリアの空間。
雰囲気や色合いを整えてプランすると、一体となって価値あるものに変化します。
使う材料や、希望の取り合いなどは、住まい手や環境によって変わってきます。
先も考えたベストなご提案を、アトリエ庭あそのアドバイザーは心がけています。
自分の家の場合はどうだろう?
何がいいんだろう?
そんな漠然としたエクステリアのご相談も、
お気軽にどうぞ!
庭あそスタッフ一同、こころよりご提案いたします。