2018.12.30.月曜
スタッフブログ
2018年の終りに・・エクステリアとアンティークの話し【中編】
本日、年の瀬迫る12月30日。
この庭あそHPのBLOGをいつも楽しみにしている方には・・
すみません!
前回、12月23日に前編をUPしたきり、
さらには、「明日には・・」なんて書きながら
もう既に1週間が経過・・。
「明日」が、思いのほか遠かった CHIA が、
反省しながらも、ちょっと言い訳も入れてお伝えします(^^)
余裕をもった年末を迎えるはずでしたが、
まさかの、この数年でまれにみるほどの忙しさ。
(相変わらずといえば相変わらずですが・・)
植物・雑貨を取り扱うコンシェルジュ店は、
早々に冬期休暇をいただき、エクステリア関係の仕事も
クリスマスまでには形にしたかったのですが・・
理想通りには進まず・・、そして終わらず・・。
それでも年内には収めたい・・。
そんな現場や打合せ、プランニングからご提案まで、
なんとか今日で形にする事が出来ました。
そんな事もあり、BLOGの続きはすっかりと
頭から抜け落ち、今日ひさびさの更新となります。
前回は触りとして、モノから派生する価値を、
しっかりと伝えていきたい旨をお伝えしました!
そして今日のテーマは、その対象の一つとなる
「アンティーク」について・・。
*アンティークの定義は諸説あります。
取扱い・紹介しています全てが本当のアンティークといった解釈ではありませんが、
一般的にイメージしやすいところで「アンティーク」と表記させていただきます。
実際は、アンティーク・ビンテージ・ブロカント・ジャンク、または骨董など、年代や仕様に応じて
ざっくりとした括りがございます。ご了承ください。
アンティークと聞くと、どんなイメージを持ちますか?
最近、ドライフラワーと合わせてアンティークも
流行ってきていますね。
雑貨でもアンティーク風のデザインや仕上げがとても多いですし、
おしゃれな店舗なんかでもアンティークな質感が多く取り入れられていて、
最近では身近に感じる事も多いようです!
当店でも例えば、ドライフラワーを演出する時の
背景にはアンティークの家具や什器を使用したりします!
その質感や味わい、古びた表情など、同じ要素をもっているので、
合わせると世界観がより広がって演出できるから。
奥行きが増すっていう感じですかね!
理由はそれだけでは無いですが、アンティークには
そのモノにしか出せない固有の魅力が秘められているんです!
そのキーワードとなるのが、
「時」。
そんな「時」を経たモノの背景には、
実はいくつものストーリーが含まれていて、
そこに気がついてしまうと、
もう後戻りはできません(^^)。
アンティークのモノには、現在の消費量産型ではない時代の良さ、
つまりは、その1つ1つのモノに向き合って作られている背景があります。
そして、その素材、使われ方や流通もしかり。
その時代でしか入手し得ない材料で丁寧に作られたモノを、
いくどか手を入れて直してみたり、大切につかってみたり、
その経緯があって、今の時代にもしっかりと形を残して
受け継がれているものが多々あります。
そのモノと出会った時を、
大切に感じているからこそ、
向き合い、繋がっていけるのだと思います。
手をかけて、よい状態・カタチを維持していくのには、
労力やコストがかかりますよね。
でも、その労力やコスト。
言い換えれば、
そこに費やした時間をどう捉えるかで、
そこから派生するモノゴトの価値が大きくかわるように思います。
そしてそれは、今、目の前にあるモノに対しても、
同じ捉え方、価値基準で見ているのだと・・。
背景にあるだろう、コトの価値を感じられた時、
「モノ+コト」として見れた時、
そこには「時」の価値が加わり、
その「時」に対する捉え方でひとつで、
楽しさや嬉しさ、豊かな未来さえも感じられるのでは・・
そう思います。
そしてアンティークに見いだせる、
その価値の捉え方は、
エクステリアや庭にも共通するのではないか・・とも。
エクステリアによって生まれる、価値あるもとは・・・。
次回は(すぐ作成します!)、
明日!
お楽しみに。