私は旅行が大好きです。

なんで好きなんだろうって改めて考えてみると普段と違う景色をみて非日常気分を味わってときめくのが好きなのかなあと思っています。

ただこちらに住んでから旅行から帰ってきてからと日常生活の境目があいまいになっていることに気がついたのです。

これって家のまわりに自然豊かな風景があることとともに観光気分が味わえる場所が近くにあるからかもしれません。

近所の街並みもさりげなく素敵です。

歩いてすぐの気賀駅前にある地元で大人気の「藤田屋」という大判焼きのお店です。

1964年にオープンして半世紀以上たっている老舗なんだそうです。

最近は「ゆるキャン△」という若者に人気アニメにでているらしく、カメラを構えた人たちをよく見かけます。

つぶあんとクリームの2種類あって各140円（税込）です。

なんとも心がほっとする味です♡

気賀駅からすぐのところにある気賀関所です。

江戸時代に多くの人々が行きかった本坂街道（通称姫街道）の気賀宿を再現しているんだそうです。

当時あった冠木門・町木戸門・本番所・向番所・遠見番所が再建され、これは姫街道の往来を監視する武士たちの姿（本番所）が再現されたものです。

上の気賀関所のすぐ隣にある「奥浜名湖 田園空間博物館」というところです。

田園空間博物館には近隣の地元農家さんから毎日届く新鮮野菜や果物や

奥浜名湖・浜松の特産品等の加工品、銘菓など幅広い品揃えです。

スーパーにも出回らないような地元の農産物も売られています。

ここで月一回「でんくう感謝デー 」というのがあって地元農家さんなどが出店しています。

野菜が新鮮で安くて美味しいのはもちろんのこと、旅先で立ち寄る「道の駅」で買い物をしているような気分になれるので私はここにせっせと通っています^^

ここも散歩コースでいける距離にある「長楽寺」というお寺です。

今から約1200年前の平安時代初期に、弘法大師空海により開かれたお寺だそうです。

以前別の記事で紹介をした龍潭寺庭園と同じ小堀遠州という庭の名師が作った「満天星（どうだん）の庭」があります。

龍潭寺と並ぶ遠州三名庭のひとつで、四季折々楽しめます。

特に紅葉の季節が極めて壮観なんだそう。

このお寺は梅の名所としても有名です。

梅の古道と呼ばれる梅の花のトンネルは春の風物詩で多くの見物客で賑わっています。

鎌倉時代に作られたこの木造馬頭観音坐像は浜松市指定文化財でもあります。

全身金箔で覆われた一本矧ぎ造りと呼ばれる仏像は馬の全身が頭上に乗っている珍しいものだそうです。

1200年前から存在するこの像と対面するだけで神々しい何かを感じることができます。

これは超個人的な理由でお気に入りの庭あそのお店のすぐ目の前にある細江神社です。

1498年に起きた明応地震の津波で浜名湖口新居から流れついたご神体が祀られている、全国的にも珍しい地震の神様の神社です。

私のお気に入りの理由は、このおみくじをこの土地に引っ越してきてからなんと大吉11連勝、大吉以外ひいたことがないからです笑

確率的にはそんなことはほぼ起こりえないので、きっと私はこの庭あそのすぐ目の前の神社に日頃お守りいただいているんだと勝手に決めています笑笑。

ここはわたしの散歩コースにある都田川に架かっている落合橋という橋ですが、ここからのこの風景をみると私は大きく深呼吸して気持ちをほぐすことができます。

こんな風景を日常でみているから旅行から帰ってきても以前ほど旅行との境目を感じなくなってきたのかもしれません。

これからもこんなふうに毎日旅をしてるような日常を大切に暮らしていこうと思っています。