「日本の原風景に出会う旅」

これは天浜線のポスターに書いてあるコピーです。

天浜線とは正式には天竜浜名湖鉄道といい、静岡県掛川駅から出発し、浜松市天竜区の天竜二俣駅を経て、途中奥浜名湖を眺めながら湖西市の新所原駅にいたる鉄道です。

私はこの電車に初めて乗ったときの感動を今でも忘れることはできません。

東京から帰省するときいつもは車か新幹線をつかっていたのですが、たまたまいろいろな状況が重なり新幹線こだまの浜松の一駅前の掛川駅で下車し、そこから天浜線に乗りました。

今から約4年前に私がインスタにアップした写真です。

「遮るものがなにもない」の一文とともに。。

一両編成の電車、単線の線路、そして視界を遮るものがなにもない空とつながっているまっすぐな景色をみて心が震えました。

それから機会があれば天浜線に乗り、ライバル？の子供がいなければ運転席すぐ隣の最前列の場所で

窓ガラスに顔を近づけて景色を楽しみました(^^)/

私は「世界の車窓から」というテレビ番組が大好きで、あの番組をみてあちこちの国の電車の旅を妄想するのが楽しみだったのですが、この電車に乗った景色をみたらこれぞ「世界の車窓」に勝るとも劣らない「遠州の車窓」だと今でも本気で思っています !

（だから浜松に住む地元のひとがほとんどこの電車に乗ったことがないというのを聞くと、とても歯痒い気持ちでいっぱいになるのです。。）

こちらに住んでからはなんと徒歩３分で天浜線の気賀駅の駅舎に行けて、毎日何回も天浜線の車両をみることができるようになりました^^

なんともかわいらしい駅舎です。
もちろん？無人駅です笑

こんな車両や

こんな車両など車両のデザインもいろいろあってみるだけでもとてもたのしいです。

それもあってか駅のホームでカメラを構えてるひとをよく見かけます。

みてください！！

桜の季節に撮った気賀駅の写真です。

まるで映画かアニメのワンシーンのようです。

車両以外にも天浜線の駅はそれぞれ個性豊かで

カモメが飛んでいる佐久米駅もあれば

駅の向こうにきれいな奥浜名湖がみえる駅があり(寸座駅）

最近ではゆるキャン△というアニメにも登場したようです。

景色だけでなく駅舎で食べられる駅舎内グルメ！なお店もあります。

奥浜名湖エリアだけでも

・都田駅（MIYAKODA駅Cafe）
・金指駅（石窯焼ピザの店、ピアッツア←駅舎を庭あそがリノベーションしました！）
・気賀駅（中華屋 貴長)
・三ケ日駅（三ケ日牛のグラニーズバーガー）

などがあります。

上のゆるキャン△だけでなく映画「シン・エヴァンゲリオン劇場版」にも登場したりなどこののんびりゆったりとしながらも個性豊かな鉄道と日本のなつかしい風景に時代の追い風が吹いてきてるのかもしれません。

そんな流れにのるかのように

◎「Newスローライフトレイン」TH9200形に乗車し、のんびりとした列車旅を楽しむツアー列車です。

三ヶ日駅で下車し、浜名湖レークサイドプラザにて約40種のバイキングと長坂養蜂場の人気スイーツ
「ぶんぶんのはちみつプディング（追いはちみつ）」を１個お土産に。
復路もNewスローライフトレインで天竜二俣駅までご案内します。

このような天浜線と地元のホテルや企業などのタイアップ企画も目につくようになりました。
（＊上記の企画は2021年11月6日（土）のもので予定数は完売したとのことです。）

この電車に乗っているとただの移動手段ではなく、まるで遊園地のアトラクションにでも乗っているかのようなわくわく気分になります。

(私の娘の東京の友達がこの電車に乗って景色をみていたら感動して「ここに住みたい！」と言っていたそうです^^)

これは先日「気賀駅」から少し散歩しながら撮影した電車です。

庭あそのお店は天浜線「気賀」下車で徒歩で5分ちょっとのところにありますので、天気がいい日に

こんな「日本の原風景」を眺めながら来店されてはいかがでしょうか？

＊おまけのミニ情報♪

これは庭あそから約数１００ｍのところにあるなんと高さ1.6ｍのトンネルなんです！

こうやって電車が真上を通過するときの迫力はかなりすごいです！

これって実はとても珍しい風景だと思うのは私だけでしょうか笑