一輪車に多肉を植えよう!③
前回からの続き。
完成編。
前回、徐々に多肉植物も植え込まれはじめ、少し形が見え始めました。
そんな所に、間延びワイルドな彼が現れます。
お店で販売していたものの、知らない間に徒長し荒れていた彼。
こんな時は根元のあたりから切り戻して、再度キュッとした姿にもどす事も
出来るのですが、
今回は敢えて、このあばれっぷりを活かしましょう!
いくつか植え込んである多肉植物たち。
その上に覆いかぶさるように、伸びた葉先を誘導します。
左に行ったり、右へ行ったり、上に絡んだり、下に潜ったりと・・。
こうする事で空間に動きが生まれ、表情がゆたかに!
周りにある植物も、色味を合わせるとゴチャゴチャみえなくて◎。
全体に植え込む多肉植物のベースカラーを決めておくと、
配置する場所も決めやすくなりますよ。
この時の段階で、ブリキ缶BOXの中での主役(アイスポット)となるもの
(今回で言うと、写真中央のグリーンのバラのような多肉)決め、センターに置き、
その周りには、ブリキ缶カラーから派生する色合いで
まとめておくんです。
その後・・、
石やレンガのすき間にも植込みます。
ブリキ缶BOXの足元には、ブッラク系でレンガや石と調和させます。
色合い的にシックで目立たないときは、キレのある表情のものをセレクトし、
群生させて存在感をアピール。
残りのスペースも、埋めきってしまわないように余白を残して
全体的に流れるようなラインで配置しました。
空間に余裕がある場所は、うねうねっと妙な動きのあるもので
遊びと躍動感を加え・・・、
完成です‼
この後の成長を考え、植え込む部分にも大きく横に広がるスペースを確保。
手前の余白スペースは、あとあとアレンジが効くように、
グレー系の砂利で無機質な感じを演出。
出来てみると、一輪車の青が意外と目立ってしまったので、
砂利の部分は色味を似せて、ごまかした・・と言ったほうが正直なところですが・・・(^_^;)
最初に時間があれば、一輪車をテーマに合わせて少し塗っておくのも
良かったかもしれません。
奥の方では、ドリフトウッドなどと言う、ねじれた変わったアイテムも
アレンジ加え、自然味を引き立ててくれています。
あとは!
立体感を出すために石をはめて起こしてある、
ブリキ缶BOXのふたの表面に、ステンシルなどをあて
文字をペイントなどしてみると魅力はUPしますね。
この一輪車多肉は、コンシェルジュ店南側スペースで、
適度なボリュームになるまで養生中‼
気になった方は、ぜひ寄った際にはご覧になってみて下さい。
スタッフブログ | 2017.11.04