少し前。
お盆の時のお話になってしまうのですが・・、
首を長くして待っていた夏休み!
「連休」
なんて魅力的な言葉なのでしょうか・・・
夏休みは「実家」という楽園に帰省してまいりました。
今回は短かったこともあり、本当に何もせず、お母様にすっかり甘えてしまいました・・・
実家というと、まず思い浮かぶのは・・・
「庭=植物」です。
我が実家は花好きの母が丹精込めた植物が小さな頃から沢山ありまして・・・
母は毎朝、仕事から戻った夕方まで常に庭いじりに余念がございません。
春になると様々なお花が咲いて、わたしも綺麗だな・・・と、子供心に庭を眺め
そしてそれを家庭訪問に来た先生が、毎年とても褒めてくれていたのを今でも思い出します。
その庭は広さ、形、今迄幾度となく庭の様子は様変わりしておりますが・・・
和風庭園が基本です。
アマドコロとドイツスズランが小さな頃からのお気に入りです。
そしてお庭ライフ〇十年の母が、昨年ごろから急激に熱を上げたのが
「薔薇」です。
そうなるとすぐに玄関先にバラのアーチを置き
つる薔薇を這わせ・・・
一年後には見事なまでに生育していました。
植物を育てるのはやっぱり上手で、弱った植物をもらってきては
見事に復活させる手腕は、わたし見習わなければ・・
そしてカエルの子はカエルなのでしょう。
沢山の植木鉢に混ざってこんなものを見つけました。
Junkな多肉さんとメダカ。
実は私、今こそ途絶えてしまいましたが、メダカと気が合うらしく
十年間増やし続け飼い続けていました。
そしてさらに・・・
こちらも母が二年前から育て始めている葡萄。
ピオーネなんですが、さすが二年目、今年は沢山の葡萄が実っていました。
しかも無駄にカッコイイ英字新聞!
なかなかヤルではないかと、母を褒めてみる。
し・か・し!
なんとこの母が丹精込めて育てている葡萄。
何かあると電話で葡萄の生育の話をする母の葡萄。
今年盗難に遭いました・・・・
しばらく落ち込んでいましたが、その葡萄を食べるのを楽しみにしていた孫たちが
本気でブリブリ怒るので、立ち直りました。
そんな植物大好きな母がいたから、私には植物がある生活が当たり前なんです。
小さな頃から水やりを叩き込まれ・・・
(小学生に毎日一時間の水やりは苦行でした。)
台風が来るとなれば、鉢物動かすのに大騒動。
笑えるのは、ユリの受粉は違う株が良いからと
近くのユリから花粉を取って来いとお使いに行かされる・・・
母の私に課せるミッションはまだまだ面白いモノありましたよ。
自分の母親が大切にしているから、お花は特別なモノとして
私の心に植え付けられ
庭があるから、植物があるから「季節」を感じられる意識をもつ。
母よ。
ありがとう。
SHIN