ご依頼いただいたのは、エクステリアのリフォーム。
最近浸透してきた言葉で言うと、
リフォームによって価値も付加して良くしていく点から
「リノベーション」と呼んだほうがピッタリくる内容。
イメージが一新しながらも、落ち着きのある空間になりました。
2部構成の前編。
こちらは【外観】を中心にご紹介いたします。
まずは施工前のビフォー写真。
コンクリートの打ち放しがモダンな印象。
門廻りも一緒に、一部は再利用、そして一部は壊して
使いやすい空間へ変わります。
先ほどのエントランスですが、道路勾配もあり
ひねるような立地。
こちらにプラスαの要素として、簡易的な
縦列駐車ができるスペースを生み出します。
そしてその奥に繋がる大谷石のブロック塀。
何十年と歴史を刻み、耐久性が心配になってきた所。
樹木も大きくなり、根っこがブロックを圧迫している現状。
今回、大々的なリノベーションへ踏み切るキッカケと
なった部分です。
自然がいっぱいなお庭の景観。
そこに機能性を持たせながら、メンテナンス性の良い
そして現代風の上質な空間をデザイン。
そして完成です。
大谷石のブロック塀から、質感のあるシンプルな
塗り壁にやり替え。
エントランス前は2mほど間口を広げ、
縦列駐車をしやすくしました。
・・と言っても、道路に傾斜があるため、
広げれば広げるほど、高さの差が出てひねりがきつくなります。
そんなひねりを強調させないように、天然石の平板やアールの
曲線を用いて、優しい印象にデザイン。
門扉はオリジナルデザイン。
アイアン作家 じんぱち さんにオーダーし、
引き締め役のブラックアイアンで仕上げました。
扉の向こうには、白いスクリーンブロックと、
ハードウッドのスリットパーティションで、適度な
目隠しを作りました。
背景の植物たちが、適度な目隠しとなり
圧迫感を感じない、自然で明るいファサード空間に・・・。
アプローチはクランクさせ、玄関までの動線で
景色を楽しめるようなプランになっています。
季節は新緑の時。
お庭の真ん中に、大きなアオダモの木を植えました。
外観からも目に入るほどの大きな樹形。
こだわりのポイントです。
そんなお庭へと続く入口は・・・・、
別編では【庭編】と題し、施工の事例をUPしています。
ぜひコチラもチェックしてみてください。
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